📌 どういう話?
インドネシア元教育大臣ナディーム氏が、77,000校に1.1百万台の Chromebook を配布した Rp 9.9兆(約615億円)案件について、ホトマン・パリス弁護士とタイアップで初めて記者会見。「全力で捜査に協力する!」と宣言しました。
🔍 3つの注目ポイント
① Chromebook調達の背景&費用
- コロナ禍で遠隔授業用に急ぎ導入。ChromebookはWindows機より10〜30%安く、OSも無料だからセキュリティも安心と説明している
- 2020〜2022年に77,000校で利用。97%が学校で稼働中とのこと
② 検察への対応と調査状況
- ナディーム氏の元スタッフ3名が家宅捜索&事情聴取。捜査は28名に及び、検察は“契約の公正性”などを精査中
- Nadiem氏は「逃げも隠れもせず捜査に100%協力」と主張。未だ起訴対象にはなっていない
③ ICW(Indonesia Corruption Watch)が指摘
- ICWによると、5つの調達過程で怪しさがあり、特定ベンダーへの調整&DAK予算の不透明使用などが疑われています
- 国会(DPR)はNadiem氏本人を含めた対象拡大を要求 → 捜査範囲がますます広がる様相
🤔 なぜ注目?メリットか?疑いか?
観点 | 内容 |
---|---|
緊急対策 | パンデミックによる学習遅れを防ぐためだった |
透明性 | e‑カタログ+弁護士&検察の関与を強調 |
リスク | 契約手続きの透明性や利益相反の懸念あり |
💬 まとめコメント
ナディーム氏&Hotmanチームは「正しくやった」と強くアピール。でも、調査はまだ序盤。元スタッフや関係者への聴取が続いており、「本丸は誰か?」がこれから明らかになってくる印象です。Indo Biz Watchでは引き続き最新情報をご紹介します!
🔗 参考リンク
- Kompas:「調達プロセスは透明で正当」と会見の詳細 kompas.id+1nasional.kompas.com+1
- Pikiran Rakyat(ICW報告):5つの不備をまとめ詳細報告 kompas.id+2noi.pikiran-rakyat.com+2noi.pikiran-rakyat.com+2
- Indonesia Business Post:現省庁は旧案件として距離を置く indonesiabusinesspost.com
✍ 編集部あとがき
いかがだったでしょうか?
パンデミック対応としての機動的対策だったのか、それとも“汚職のにおい”がしたのか——今後の検察捜査が鍵を握りそうです。
当サイトでは今後も、捜査進展や国会の動きなどをわかりやすくお届けします!
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